麒麟がくる14話あらすじネタバレ(4月19日)マムシが信長を認める!?
麒麟がくる14話あらすじネタバレ(4月19日)は、麒麟がくる13話あらすじネタバレ!(4月12日)マムシが頼芸を美濃から追い出す!に続き、天文22(1553)年4月。
尾張・富田の田舎道にある廃屋の中で斎藤利政(のちの道三、本木雅弘)は、明智十兵衛(長谷川博己)に、信長の顔を見たら「遠慮は要らぬ。わしの肩を叩け」と命じた。
信長の見た目で、自分がどう対応するか、つまらぬ奴だと思ったら、遅れて寺に入ることにした。
十兵衛は応じるしかなかった。
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マムシが信長を盗み見る作戦!?
そこに見張りの者が、織田勢が向かってきたと告げると利政(道三)に緊張が走った。
人馬の足音が地響きとなり、旗持ち、鉄砲を担いだ兵が続いて歩いてきた。
鉄砲の列に利政が絶句し、十兵衛も目を見張った。
そして、鉄砲隊に囲まれるようにして現れた織田信長(染谷将太)は、馬に乗り、茶筅まげ、湯帷子(ゆかたびら)姿で腰にひょうたんを下げていた。
十兵衛が、利政の表情を盗み見ると、どう判断したらよいのか当惑しきっているように見えた。
信長の姿が見えなくなり、鉄砲隊の列が終わり、長槍の列が次々と流れ始めると、利政は扇子を広げてあおいだ。
そして、「あの男の正体が見えぬ。奇妙な婿殿じゃ」と言い捨てると、顔合わせをする聖徳寺に先回りするために廃屋を出て行った。
利政と信長が初対面!
しかし、斎藤利政が聖徳寺の大広間で待っていても信長がやって来ない。
「さては臆したか!」としびれを切らした道三が怒鳴ると、重臣たちは押し黙ったが、十兵衛だけは冷静に待っていた。
そこに大紋直垂(だいもんひたたれ)の正装でやってきた信長は、若侍たちを廊下に控えさせて広間に入ってきた。
信長は利政の前に腰を下ろして、無言で手をつき一礼して顔を上げた。
この姿は帰蝶(川口春奈)が着て行けと勧めたもので着替えに手間取ってしまったと信長が詫びると、利政は返事に窮した。
さらに率いてきた鉄砲の兵たちも、利政に侮られぬようにと帰蝶が仕組んだもので、自分は手の上で踊る尾張一のたわけでござる、と信長は言った。
ここまでぶちまけられると、道三も笑うしかなく、信長も居並ぶ家臣たちも声をあげて笑った。
信長がこの席に同行させたのは、亡父・織田信秀以来の重臣・林左渡守ではなく、佐々成政と前田利家だった。
この二人を手招きして、利政に平伏させた。
「二人は土豪の出身だが戦では一騎当千の働きをする強者であり、この世を変えるのは家柄でも血筋でもない。世の中は変わる。我らも変わらなければならない」
と信長が語ると、利政は、「信長殿はたわけじゃが、見事なたわけじゃ」と評した。
二人に笑みがこぼれると大広間に居る者たち安堵の顔になり、十兵衛は初めて笑みを浮かべた。
歯に衣着せぬタイプだった煕子
明智荘に戻った十兵衛は、めしを食べながら、牧(石川さゆり)に利政の言葉を語った。
信長を聖徳寺の門まで見送った利政が、「帰蝶は良い所へ嫁に行った」と呟いたなどと。
だが牧は、信長と戦になるかもしれないと藤田伝吾(徳重聡)が戦支度をしていたと教えた。
そこに焼いた川魚料理を持ってきた煕子(木村文乃)が、「子供のころの帰蝶様が明智荘によく行くのは、十兵衛様に会いたいからで、ゆくゆくは嫁入りするのではと噂していた」
と話すと牧は驚き、十兵衛は知らんぷりを決め込んだ。
百貫もらえなかった東庵と駒がグチる
駿府の臨済寺近くの道を薬箱を背負った駒(門脇麦)が愚痴を言いながら東庵(堺正章)と歩く。
伊呂波太夫(尾野真千子)に紹介された百貫くれるという商人(友野二郎兵衛)の所へ行ったが、子供の病は煎じたスギナで治っていたので治療の必要が無かったのだ。
その代わりに子供の母親を見て二十貫、今川家の家老を見て十貫を手にしたが、目標額にはほど遠かった。
これから治療に行くのは、今川の軍師といわれる太原雪斎だから、十五貫はくれるだろうと東庵は目論んだが、どうなるかわからない。
東庵に治療の薬はあるかと聞かれると、駒の顔が変わった。
駒は竜胆(りんどう)と地骨皮(じこっぴ)を買いに走り、東庵は一足先に臨済寺へ向かった。
今川城下で出会う3人とは!?
駒が薬問屋に入ると帳場にいる男から、新入りとよばれる男が居た。
駒が注文した薬草を探す新入りと目が合うとお互いに思い出した!
新入りは、菊丸(岡村隆史)で味噌を売り歩いても儲からないので、駒が教えた薬草を思い出して薬問屋で働くことにしたのだ。
問屋の表で駒と菊丸が話していると、そばに行商人風の男が走ってきたが、追ってきた荒くれ者二人に蹴り倒された。
藁草履を売り歩いていた男は場所代、手間賃を払えと迫られ、売り物の藁草履は台無しにされてしまった。
昨年、関所で出会った藤吉郎(佐々木蔵之介)だと思い出した駒は傷口に薬を塗ってやった。
何としても織田を攻略したい雪斎
今川家の菩提寺である臨済寺に着いた東庵は、太原雪斎(伊吹吾郎)の腹に鍼を打っている。
鍼を打たれながら雪斎は、東庵が一生、駿府で暮らせるように取り計らうので、自分をあと二年、生かしてほしい。
二年あれば、尾張の織田を討ち果たせると言った。
何としても織田を滅ぼさなければ、今川は枕を高くして眠れないのである。
利政は信長を昔の自分のようだと評価
今川軍は知多半島にある織田方の緒川城を攻撃するために、まず北に村木砦を築いた。
周囲の城は今川方に下っているので緒川城は孤立し、織田信長に支援を求めたが、信長は尾張に内紛があり、身動きが取れなかった。
十兵衛と光安(西村まさ彦)が稲葉山城に行くと、利政(道三)は信長からの頼みを告げた。
信長が村木砦を責めている間、那古野城を守ってくれと利政(道三)の頼んできたのだ。
信長が那古野城を留守にすると、今川と通じている織田彦五郎に城を奪われると考えた利政(道三)は、光安と十兵衛に命じる。
光安には、彦五郎の動きを見て事と次第によっては背後を衝けと、そして十兵衛には、信長がどのように村木砦を責めるか見届けてまいれと命じた。
そこに義龍(高政=伊藤英明)と稲葉良通(村田雄浩)が入ってくると、信長に味方する利政(道三)に異議を唱えた。
だが利政(道三)は、「信長を甘く見ると、ひれ伏すときがくる、底知れない野心が見えるし、昔の自分を見ているようだ」と断じた。
義龍(高政)は、父・利政の考えをどう思っているかと十兵衛に問いかけたが、返事ができなかった。
村木砦の戦いで鉄砲を連射させる信長
天文23(1554)年1月下旬。
信長の号令で、前例の鉄砲隊が村木砦の今川軍に発砲し、続いて後列の鉄砲隊が入れ替わって撃った。
この連続攻撃が終わると織田軍の兵が砦になだれ込み、今川方と激しく斬り合った。
戦いは9時間にも及んだが、鉄砲隊で攻めた信長軍は、今川勢を一掃してしまう。
この戦の有様を丘の上から密かに見ていたのは明智十兵衛だった。
次回、15話あらすじネタバレに続く。
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