麒麟がくる17話あらすじネタバレ(5月10日)道三軍vs高政軍の長良川の戦い!
麒麟がくる17話あらすじネタバレは、前回の麒麟がくる16話あらすじネタバレ(5月3日)弟を殺害した高政に道三が怒る!の後、弘治2(1556)年4月に始まる。
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鶴山へ向かう道三を追う十兵衛。信長も動く!
斉藤道三(本木雅弘)は、高政と戦うために手勢を率いて鶴山を目指して馬で駆けた。
鎧に身を固めた明智十兵衛光秀(長谷川博己)も藤田伝吾(徳重聡)や数名のものと、光安を追って鶴山へ向かった。
その頃、尾張の清州城にいる織田信長(染谷将太)は、道三の動きを知ると落ち着かなかった。
だが、帰蝶(川口春奈)は、我関せずと写経している。
道三軍は二千、高政軍は一万二千余、道三に勝ち目はないが信長は、「親父殿を助ける!」と部屋を出ていった。
帰蝶は怒りを抑えきれず、写経した紙を握りつぶして投げると「皆、愚か者じゃ!」と叫んだ。
長良川を挟んでにらみ合う道三軍vs高政軍
稲葉山城の麓を蛇行して流れる長良川を挟んで南側に高政軍が陣を立て、北側の河原に道三軍が陣を率いている。
床几(しょうぎ、腰掛け)に座った道三は川向こうの高政軍を見ながら歌を口ずさんでいたが、重臣たちは戦略で侃侃諤諤(かんかんがくがく)だった。
対する高政(伊藤英明)は、長良川の地図に河原の石を並べて布陣を確かめる。
稲葉(村田雄浩)が、「先陣は竹腰道鎮(たけのこしどうじん)」と言うと、高政が「竹腰の後はわしが行く」と二番槍を告げ、道三の始末を訪ねられると、「生け捕りにせよ」と命じた。
信長が国境の大良(おおら)に着いたと聞いた高政は、道三軍と合流する前に叩けと命じる。
高政の胸に去来するのは明智で、参陣が無いのは道三方に寝返ったとみるか・・・高政は怒りがこみ上げ図面の石をつかんで地面に投げつけた。
長良川の戦いがついに開戦!
父子の長良川の戦いは早朝に始まった。
高政軍の竹腰が先陣を切って長良川を渡り、迎え撃つ道三軍と戦った。
十兵衛光秀と伝吾たちも戦場へ駆けていたが、行く手にわずかの軍勢が立ちはだかった。
十兵衛は高政軍の守備兵を蹴散らそうとしたが、敵が槍を構えて駆けてきたので、伝吾が前に立ちはだかり、十兵衛を先に行かせた。
十兵衛が長良川の南側の河原に入ると、戦闘中の軍勢がいて旗指物に「桔梗の紋」が見えた。
十兵衛が馬で駆けると、光安(西村まさ彦)が走り寄った。
光安は、「こっちの河原はだめじゃ。敵が山のようにいる」と言ったが、川を渡らなければ道三の陣に行けない。
敵が手薄なのは川下だ。
光安は顔をしかめて足を押さえた。
激しい出血だが、先に行け!と言われた十兵衛は「承知!」と返して、数名の供とまた馬を走らせて下流へ向かった。
優勢だった道三軍がピンチ!十兵衛は間に合うか!?
両軍の戦いは一進一退。
当初は道三軍がわずかに優勢に見えたが、やがて形勢は逆転していった。
高政が新手の鯛軍勢を率いて北川の河原へ怒涛のように迫ると、勝敗は決定的だった。
側近武将が走ってきて、「お立ち退きを!」と促したが道三はピクリとも動かない。
道三の視野にあるのは彼方で重臣たちに守られて命令を下している高政だった。
控えている武将に「馬を引け!」と道三は命じた。
その頃、十兵衛は川下の北側の河原から人影もまばらな川を渡って道三の陣を目指していた。
道三vs高政!父子の一騎打ち!
道三は槍を持ち、高政めざして馬を走らせる。
「斎藤道三、見参!」の声で気づいた重臣たちは慌てて槍衾(やりぶすま)を作って高政を守った。
「高政、一騎打ちじゃ!」
馬から下りた道三が、槍衾をものともせずに近づくと、高政は槍衾(やりぶすま=大勢が隙間なく槍を構える)を作った武将たちに、邪魔をするなと手を振って引き下がらせる。
道三はすかさず槍を構えて高政に突進した。
道三の槍をかわした高政は、抜いた刀で立ち向かい、「命までは取らぬ。わが軍門に下れ!」と叫んだが、道三にも意地があった。
道三は「己を偽り、人を欺く者の軍門には下らぬ」と言い返し「父の名を申せ!」と言うと、高政は「わが父は土岐頼芸様。土岐源氏の棟梁ぞ」と返した。
道三が笑みを浮かべて、「そなたの父はこの斎藤道三じゃ。成り上がり者の道三じゃ!」と言い返すと、高政は顔面蒼白になり、「黙れ黙れ!討て!この者を打ち取れ!」と命じて後ずさった。
道三は再び高政に突進した・・・・
長良川の戦い後
道三と高政父子の戦いの結果を知る由もない駒(門脇麦)は、明智荘を目指して、三河と美濃の国境の山道を菊丸(岡村隆史)と歩いていた。
菊丸は、戦をしている美濃に行くと東庵に叱られると諫めるが、駒は引き下がらなかった。
明智城に帰ってきた十兵衛は泥まみれの鎧姿のまま、場内へ入った。
広間から出てきた藤田伝吾は十兵衛を見ると、「よくご無事で!」と声をかけた。
十兵衛光秀の戦いは、これからであったのだ。
次回、麒麟がくる18話ネタバレあらすじに続く。
⇒麒麟がくる16話あらすじネタバレ(5月3日)弟を殺害した高政に道三が怒る!
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